original photo from http://www.myspace.com/howardhewettHoward Hewettをフェイバリットにしているソウルファンの方にはあまりお会いしませんが、逆に嫌いな方にもお会いしたことはありません。
何しろ唄の上手さとそのテクニックは折り紙付き。キリキリするようなテナー~ファルセット使いの名手で、誰かに似ているような唄い方ながら実は誰にも似ていない(!)というオリジナル唱法と、一貫してソウルを唄い続けるけしてぶれないその姿勢が、本物のミュージシャンからも評価されるゆえんかと思います。
Shalamar時代から数えるとキャリアは既に30年選手。ソロ作は7枚あるはずですが、80'sクラシック"I'm For Real"を筆頭に、どのAlbumにも必ず心の琴線に触れてくる美メロな楽曲が潜んでいます。最新作では息切れするどころかアコギな名曲"Enough"をモノにし、更なる高みへ向かおうとしています。
容姿は見たとおりかなり渋みを増しましたが、Howard Hewettは世界中のソウルファンを、今後もけして裏切ることはないでしょう。一言、グレイト!