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Bobby Womack in 80's

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original photo from http://www.angelfire.com/music2/BobbyWomack/

Bobby Womackの音楽に触れること。そしてそれについて語ることは、私にとって他とは全く違う特別なことです。

姉の影響で、この種の音楽を積極的に聴き始めたのが小中学校の頃。自分の音楽観を完全に決定づけられた底知れぬBlack Musicの洗礼、それがBobby Womackでした。

80年代初期のBobbyは、キャリア20数年の油の乗りきった(今にして思えば)最高の時期。その時期はご存知のように、Beverly Glenから一連の名作"The Poet"シリーズ(嘘みたいですがあのSherrick同様、実は当初あまり評判芳しくありませんでした)をリリース。これでBobby復活となり、MCA移籍後には傑作"So Many Rivers"(1985)をリリース。

その圧倒的なまでの現役感。そしてこの時代に本物のソウル・ミュージックを聴かせるSam直系のシンガーとして、名実共に(世界的に)Musician's Musicianの名を欲しいままにしていました。

ところが、MCA移籍後第二弾"Womagic"(1986)の仕上がりに納得のいかないBobbyは、ほぼ再録音ともいえるAlbum"The Last Soul Man"(1987)を強引にリリース。本人は悦に入るこのAlbum以降、時代の流れも影響し、そのキャリアは現役感のゆるやかな後退を見せ始めたというのが、当時の偽らざる印象。

個人的に好きなBobbyの80年代曲は、数え切れないほどあります。James Gadson/Nathan Eastのリズム隊が、鳥肌級のプレイで応じた"So Many Sides Of You"。Patti Labelle嬢との火花が散るようなデュエット"Through The Eyes of The Child"。そしてBobby自身が気に入っていないその"Womagic"は、Chips Momanが最高の仕事でBobbyを迎えた一枚で、Masqueradersの名曲"I Ain't Got To Love Nobody Else"カヴァーなど、聴き逃すのはあまりに勿体無い極上の一枚です。

※ ※ ※

昔ある雑誌で、UKのブルーアイド・ソウル・シンガーPaul Youngが、生涯のBest Albumの一枚に"The Poet"を挙げ、Bobbyを神のように語っていたことをよく覚えています。

ああ、全くその通りです。80年代のBobby Womack。その立ち振る舞い全てが本当にかっこよかった!けして懐メロになりえない名曲"If You Think You're lonely Now"を聴きながら、今改めてそう思います。

by olskooljam | 2006-06-26 22:03 | Soul
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