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James Brown

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Ain't It Funky (1970)

昨夜から続いていた雨も一段落。少し息抜きをしてようやくリスニング・タイム。今日はどういう訳か、無性にJB(JB's)を聴きたい気分。どういう訳かこのお皿をかけて楽しんでいます。

先日VODにて例のJBの伝記映画「Mr Dynamite: the Rise of James Brown」をやっと鑑賞。私は全部知っているエピソードばかりでしたが、細かいディテールについては、実際に記録映像を伴って体験することで、改めてJBはとんでもない人だと実感させられました。

特に驚いたのが、1968年のキング牧師暗殺後に行われたボストンでの有名なライブ。何度か断片的には観ているのですが、改めて観ると異常な興奮状態。完全にいっちゃって、雪崩のようにステージに押し寄せる観客達。暴徒化寸前の凄まじい状況。そしてそれを必死に制止しようとする警察。そこでJBが

「おいブラザー、今夜は俺たちが団結しているところを示すべきじゃないのか?気持ちはわかっている。落ち着け!おい、お前もだ!さあみんなステージから降りるんだ!」

とかなんとか。その後がまた凄い。

「よし、みんな降りたな~。さあ、演奏するか!」

ですって。解説でJBマニアのChristian McBrideがあまりの迫力に吹き出してしまっていますが、あんな緊迫した怖い状況で、「おいみんな逃げるぞ!」じゃなくまた演奏を普通に再開するなんて。肝が据わっているどころの騒ぎじゃないです。そりゃメンバーも罰金払っちゃう訳です。JB凄スギ。

全くこの作品の内容に触れていませんが、基本JB'sのインストで全7曲。御大は最初合いの手で、ウッ!とかちょっとノルだけです。ですが全編JB流ファンクの世界が展開され、スタジオ・ジャムの雰囲気が濃厚に伝わってきます。

色で言えば真っ黒。コールタール。ラストの"After You Done It"までしっかり楽しめます。


by olskooljam | 2020-10-10 17:17 | Funk
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