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Khruangbin

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Hasta El Cielo (2019)

先日何気なくYouTubeを見ていたら、変なタイ式ギターを弾くバンドを見つけました。


古臭くイナタい演奏。しかしドラムもタイトでこれ何かいいな~っと。またベースの子の狙ったクネクネが最高で、ビジュアル的にも変です。しかし良く見るとこれ撮影されたのが2019年。おいおい、今は確か2020年では?

それがこのKhruangbin(クルアンビン)だったのですが、よく聴くとセンスの塊みたいなバンドです。しかし既に有名も有名みたいで、日本のフジロックにも呼ばれたことがあるようです。全然アンテナをはっていないことがバレてしまいますが、こういう若手?の存在はワクワクしますね。

アルバムは既に3枚ほど出しているようですが、私が驚いたのがこの作品。最近ヘビロテ中ですが、2018年の「Con Todo El Mundo」のなんとダブ!なんとまあ研ぎ澄まされた感性。TEXAS出身のようですが、アメリカにはまだまだ凄いミュージシャンがいるようです。

よくシングルカットされた楽曲のダブヴァージョンというのはあるのですが、アルバム一枚まるごとDub化するなんて。本当にそれをやってしまうとは、マスアピールは一切興味ないようです。しかし本当に今一体何年なの?という。

私のように若い時レゲエやダブばかり好んで聴いていた人間にとっては、もう夢のような企画。しかもあのScientistがミキサーとして参加(!)


一体メンバーはどんなセンスしているのか?あまりに壮絶過ぎます。マニアックなScientistを知っているということは、当然TubbyとかLee Perryとか、あるいはJammy'sとかもガッツリ聴いているという訳でしょうから、その事実にひたすらに感動。鼻血モノ。

モコモコ、モクモク。タイ式ギターのイナタい人力ファンクを、ダブでぶった切りした鬼のような一枚。昨年のアルバムながら、今一番聴いている作品かもしれません。Reggaeマニアも唸る一枚。


by olskooljam | 2020-09-22 18:14 | Dub
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