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Norah Jones

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Day Breaks (2016)

思い起こせばおそらく高校生くらいからなのですが、私は売れているもの、流行っているものがとにかく苦手。しかも食わず嫌いときています。ですのでこのNorah Jonesについても、じっくりと聴くようになったのはまだここ数年のこと。本当に分かっていないダメな人間です。

Norahの2016年作品。1stで描き出した独自の世界観。振り返ればまるであのRickie Lee Jonesの再来、とでも呼べそうな才能溢れる特別な一枚でした。総じて若手のデビュー作品とはとても思えない作品でしたが、この作品は更に成熟し、更に落ち着き払った内容。

派手さは皆無。楽曲ごとの楽器類も必要最小限で、かつピアノと唄が中心に据えられています。まずはA2のスロウ"Tragedy"。いきなりこのクオリティ。ストリングス入りなれどシンプルな構造の"Sleeping Wild"もNorah独自の世界。白眉は"Carry On"辺り。オルガンの必然性がこれほど感じられる楽曲も多くないでしょう。

デラックス・エディションにはLive音源が収められていますが、どの曲も極上の音質。"Peace"のこなれたセッションなどは、素晴らし過ぎてIEMで聴くと思わず目を閉じてしまいます。こうなったらBlue-Rayのライヴ盤も購入してみようかな。

売れるものにはウン、やはりちゃんとした理由があったという結論です。はっきり遅い?



by olskooljam | 2020-02-02 16:30 | Jazz Vocal
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