Dexter Gordon

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Gettin' Around (1966)

本来なら50年代が全盛期であるはずのDexter Gordon。ですが残されている録音では、1960年代作品の評価が高いようです。

"Gettin' Around"はずっと聴きたかったアルバム。ジャケットの醸し出す何とも言えない雰囲気がまず好み。この写真のDexterは背の高さといい、ハンチングといいい、まるで大脱走におけるJames Coburnのようにみえます。

出てくる音。しっとりと柔らかな、もうリラックスしまくったJazzセッション集。Dexterのブロウもいつもより穏やか。ヴァイブのBobby Hutchersonはといえば、まるで合いの手のようにポロンポロンと音の出し入れをします。 バラード"Who Can I Turn To"では、Billy Higginsのブラシ捌きがいぶし銀の如く。

少し枯れた感覚。哀愁漂うような印象のこの一作は、地味ながら確かに良質のOld Jazz。今宵はこういうアルバムがリリースされた、古き良き時代に想いを馳せながら聴いています。



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by olskooljam | 2018-07-29 23:23 | Jazz
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