Otis & Shugg

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We Can Do Whatever (2005)

これも何年振りでしょうか。棚から一掴みです。何故アンリリースであったか当時結構調べたはずですが、すっかり忘れてしまいました。ただこの盤だけはちょっと素晴らしすぎますね。

確かトニーズのラファエルが全面的に手掛け、適材適所なゲストも用意された上で、結構な予算を掛けて制作されたメロウなソウル・デュオ盤なのですが、ウラ業界では超有名なあの御方が尽力し、UKからではありますが正式にリイシューされたというのが経緯だったはずです。

とことんMellowで泣かせまくる"My Choice"、"Thank You For My Baby"辺りを聴けば、今やR&Bシーンそのものが、この時点より更に遠くまで来てしまった印象を拭えません。勿論そうではない作品もあるのでしょうが、純粋にソウル魂(変な日本語です)だけで勝負できる市場そのものが、現在は壊滅的な状況という訳なのでしょう。

もう非難されることを承知で書いてしまいますと、現代はあまりに情報量が多すぎるのです。そのため情報の制御ができず、与えられるばかりの心地いいこの状況を良しとし、良いものを辛抱強く探し出していくという行為そのものが不要となり、その結果、若いソウルの聴き手やディガーがどんどん減少していっているような感覚を覚えるほどです。うーん。

これは老いぼれの戯言なのでしょうが、読まれていて意外と共感される方もお見えになるのではないでしょうか。最近私はそれくらいこの業界に危機感を抱いています。ハイ。とはいえ、これは4/1の所感ですからお間違えなく?





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by olskooljam | 2018-04-01 18:27 | Unreleased
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