Diana Krall

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Turn Up The Quiet (2017)

今のところの最新作。Dianaの作品については、あまりに好き過ぎて全て制覇したところですが、このAlbumも聴けば聴くほどにいいです。

当初はちょっと全体的に落ち着き過ぎているという印象でしたが、彼女のキャリアや年齢(ごめんなさい)を考えれば、当然こういう境地に行きつくのでしょう。制作は大ベテランのTommy Lipumaです。

全曲スタンダードということもあり、雰囲気出しまくりのノスタルジックな世界観。私の好みは"Moonglow"や"I'm Confessin' (That I Love You)"辺り。特に前者は個人的にこのAlbumのハイライト・チューン。最初はあまり気にしていなかったのですが、ギターの音色がどうにもこうにも最高なので、一体誰だろうと見れば何とあのMarc Ribot!

これには心底驚きました。Marc Ribotといえば、私が若い時夢中になったギタリストの一人。1stのルートレスの変態ぶりには、当時友人と相当語り合ったものです。Art Lindseyとかあの界隈については、もう大好きなんですよね。



上記は割と最近の演奏ですが、一体今いくつなの?という感じです。相変わらずアヴァンギャルドで、むしろ若い時よりギンギンなギターに痺れてしまいます。

"Mooglow"はDianaの落ち着いた唄声と、Ribotのノスタルジックなギターの溶け合うような瞬間があります。深夜にIEMで聴く中盤のソロなどは、最高過ぎてもう何度も何度もリピートしてしまいます。

この人脈についてはおそらく想像するに、旦那のコステロあたりが紹介したような感じなのでしょうが、それを良しとするLipumaの懐の深さ、耳の良さが凄い。結果的に極上の演奏が実現したのだと思います。



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by olskooljam | 2018-03-17 11:23 | Jazz Vocal
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