Nat King Cole

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After Midnight (1957)

不世出のヴォーカリスト美空ひばりさんは、ジャンルを超越した唄い手ですが、自分が年を重なるごとにその魅力と凄さが理解できるようになってきました。

子どもの時は、茶の間のTVに映るひばりさんを見て、母親から

「ひばりは別格の歌手。私は幼少期のひばりを生のステージで実際に観て、その本当の凄さを知っているからね。」

などと伝え聞いていたものです。しかし私は演歌を唄うひばりさんではなく、たまにジャズやスタンダードを唄う時のひばりさんが、凄くスウィンギーで好みでした。

Nat King Cole1957年の作品。時期的にはモダンジャズ、ハードバップ真っ盛りだったのでしょうか。しかし本人はそんな気など毛頭もなく、本来のピアノとジャズ・ヴォーカルに徹した役割と仕上がり。しっとりと唄われた"Blame It On My Youth"等、素晴らしく落ち着きます。

戻りますが、ひばりさんはこのNat King Coleが大好きだったんですよね。ゆったりスウィングする"When I Grow Too Old To Dream"などは、ひばりさんも好きな世界だったんだろうな。

もしあの"Unforgettable"のように、ひばりさんとNat King Coleを共演させることが出来るのなら...

そのように勝手に考えながら、古き良きあの時代に想いを馳せて聴いています。



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by olskooljam | 2018-03-03 12:38 | Jazz Vocal
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