少し前に出た2nd"All Night, All Love"があまりに素晴らし過ぎるので、ついつい取り上げてみます。
インディ好きでこのWade O. Brownを嫌いな方は皆無。現在進行形のソウル・ヴォーカルの魅力と凄みを、ほとんどパーフェクトに兼ね備えた最高の唄い手です。
あのCarlos Morgan同様カナディアン・ソウル(?)のレベルの高さを見せつけた1st"Complete"は傑作ダンサー"It's All About You"、激ソウルフル・スロー”You're So Beautiful"が完全KO級でとにかく凄かったのですが、全体の完成度は明らかに2nd。
何しろどの曲も恐ろしくレベルが高い。マーヴィン調のミディアム"Put It On"、ステッパーズの"Besides"、感情表現のうまさが際立つドラマチックなバラッド"My All Is You"などなど駄曲皆無、まさにグレイトの一言。
ああ、これやっぱり聴けば聴くほど1st同様に日本盤化すべき内容ですね。文句なし最新のクラシック。