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King Crimson

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Meltdown (2018)

まだまだ残暑が厳しい9月中旬。年々暑さが増してきているように体感していますが、私が子どもの頃は30度が一つの目安であったはずです。いや確かにそのように記憶していますが、今は30度くらいでは全然驚きません。

年齢のこともあってか、先日などは猛暑の中ではさすがに熱中症様症状で、ちょっと気持ち悪くなってしまいました。私の住む地域は特に暑いので、無防備ですと普通に歩くだけで危険なのです。無理は禁物と言えましょう。

さて本題。最近のクリムゾンは全然聴けていませんでしたが、久々にライブ盤を聴いています。これはメキシコで録音された8人編成の音源。メルトダウンという題名どおりの灼熱の演奏です。

私は人生初のライブ体験が第三期のKing Crimson。全員が超絶技巧を誇るメンバーばかりでしたが、特にBill BrufordとTony Levinは当時が全盛期。PAから出てくる音が暴力的なまでの音圧でありながらも、時に詩的な表現。抒情性を讃えた芸術的なサウンドが、とにかく凄すぎてまさに圧巻の一言でした。

この盤はそれから既に30年以上が経過。結成から50年近いというのに、いまだパワーが衰えていないことを随所で証明します。Robert Frippは当時もスーツを着て椅子に座り演奏していましたが、今もまったく不変。70歳を超えてこの破壊力。音楽界の生ける伝説といえる存在ですね。



最初はドラムが3名というのにキワモノ感が感じられましたが、実際はこのように刺激的且つとても有機的。3者で調和がとれており全く問題ありません 。ドラマーが前列というステージ構成も面白いですね。

必携、必聴の一枚。


# by olskooljam | 2019-09-15 18:03 | Progressive Rock

Eric Essix

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The Isley Sessons (2014)

インスト繋がりで、最近?気に入って聴いているこちらをピックアップ。2014年作品。全10曲収録。

Eric Essixはベテランっぽいギタリストですが、私は正直この作品まで知りませんでした。この作品は文字通りIsleysのカヴァー集。ありがちな企画モノですが、出来は相当良いです。

オススメは"For The Love Of You"、トッドの"Hello It's Me"辺りでしょうか。大定番を弄るというのは本当に難しいことなのですが、この2曲に関しては解釈にイヤミがありません。素晴らしくメロウな世界観で好感度は大。




# by olskooljam | 2019-08-25 16:08 | Mellow Groove

David T. Walker

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Press On (1973)

先日買い物の途中で本屋に寄ったところ、何とこのDavid T. Walkerが表紙の雑誌を見つけました。一体今は何年?と思わず目を疑いましたが、Guitar Magazineでのソウル・インスト特集という訳で納得。雑誌はもちろん即レジにて購入。

これは定番Ode3部作の2枚目。全10曲収録。ソウル名曲を中心に据えたカヴァー作品ですが、まあリラックスしまくりの一枚です。気負った部分が一切ありませんので、初めて聴いた時から今に至るまで、私は私の嗜好における最高のBGMの一つとして活用しています。

オススメはCarol Kingの"Brother, Brother"や、Donny Hathawayもカヴァーしていた"I Who Have Nothing"辺り。メロウで味わい深いギターの音色で癒されること必至です。Havey Masonのタイコも最高の一言。




# by olskooljam | 2019-08-25 15:35 | Mellow Groove

The Ornette Coleman Trio

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At The "Golden Circle" Stockholm Vol. 1 (1965)

フリー・ジャズの定番にして本当のスルメ盤。1965年録音。全4曲収録。

もう何度聴いたか分かりませんが、何とも言えず生々しく臨場感を感じさせる音質も魅力的。1曲目"Faces and Places"からトリオの魅力爆発!まるで狂ったかのように鳴り響く御大のアルトに呼応しながらも、しっかりとリズムをキープするベースとドラム。

ここは制御と秩序を求められた果ての世界。そこに混沌とした音の地平線が広がってゆくのが良く分かります。精神性を重んじたジャズは沢山あれど、その中でもOrnette Colemanはやはり特別の存在という感じです。

暑さが増す?いや冷房の代替?必携、必聴の一枚。




# by olskooljam | 2019-08-22 23:01 | Free Jazz

Marcus Strickland

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Nihil Novi (2016)

Meshell繋がりでこの一枚を。Marcus Stricklandは若手?の中では評価が高いSax吹きのようですが、この作品は創造性豊かな現代Jazz+@的な内容で、評価の高さに納得させられます。

Produceは全曲Meshell Ndegeocello。アーティスティックで意識の高い彼女らしさがどの楽曲にも込められており、ほぼほぼMeshellのソロ作と言っても過言ではない?(実際に3曲ほどベースも担当)。

私の好みは共にベースラインが引っ張る"Sissoko's Voyage"と"Cycle"。どちらも主役が吹きまくる訳ではなく、楽器間の空間を意識した作りですが、前者はまるでReggae(ミリタント・ビート!)で後者はまるでFunk(JB's!)かのよう。

もはや「新しい何か」を感じさせる音楽には、滅多に出会わなくなリました。ですがこれは聴くべき一枚。表現としては全て出尽くしているような昨今ですが、音楽好きならばそこに「何か」を感じるはずです。




# by olskooljam | 2019-07-28 12:48 | Jazz