Bill Evans

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at Shelly's Manne-Hole (1963)

相変わらずポータブル・オーディオで、あーだこーだしている状況ですが、そんな中でよく聴く作品の一つがこれです。

Evansのライブ盤。演奏も最高ですが、この盤の音質が絶品です。リリースされた1963年といえば、私が生まれる前なのですが、こんな良い音で当時の録音が残されているなんて、聴くたび本当に信じられません。

Evansのピアノは勿論良いのですが、ベースのCharles Israels。実にいい。ソロパートも多く必然的に目立つのですが、じっくり丁寧な指捌きが目に浮かぶような演奏です。

あまりスリリングではありませんが、こういうバラードばかりのアルバムでは逆に良いと思います。大変に落ち着く一枚。



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# by olskooljam | 2018-07-14 15:41 | Jazz

Sade

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Lovers Rock (2000)

Sadeを取り上げるのは2回目くらいでしょうか。Sadeは1st「Diamond Life」からリアルタイムに聴いていますが、当時のSadeを聴いていれば何となくオシャレ!という風潮が、とてものことにイヤでした。

5thスタジオ作。私はこのバンド(Sadeはバンド名です)の音楽性に魅了されてきましたので、どちらかというと唄のほうではなく、トラックを中心にして聴きますが、この5枚目についてはSoulとReggaeをメインインフルエンスとする私にとって、ほとんど理想的な仕上がり。

まずアルバム・タイトルからして激ヨシ。シンプルに「Lovers Rock」。ReggaeというかUKでは(Ariwa等)ラヴァーズ物に根強い人気、文化がありますが、それとはまたちょっと違う、象徴としてのタイトル付けなのでしょう。とはいえ、ラヴァーズに欠かせないDub要素については"Slave Song"や"Somebody Already Broke My Heart"でタップリと披露。ベイスの太い骨格が判っていらっしゃる。

スローもいいですね。アコギな"The Sweetest Gift"は全く飾り気のない仕上がりでシットリと。そしてタイトル曲の"Lovers Rock"。Sweetbackとしての活動や、Maxwell他とのコラボで養った知見を、最大限にフィードバックした趣味性の高いクーラーな一曲。最高の一言。これのワン・ドロップ版とかあれば絶対欲しいなあ。

これからの季節、特に需要が増してくる一枚。



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# by olskooljam | 2018-06-24 12:06 | UK Soul

olskooljam classics vol. 301

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Oran Juice Jones - Never Say Goodbye (1989)

オランの3rdから必殺の甘茶ソウル。Tashanらと共にDef Jamからリリースされたこの作品については、地味過ぎてほとんど売れた覚えがないのですが、この曲ではR&Bスタイリストとしての面目躍如。どこかすかしたような不思議なファルセット・ボイスを駆使して、ド直球で極甘なスウィート・ソウルの世界を描いています。

トラックも生ドラムを中心とし、全体をシンプルにまとめてあり好印象。80's的なキーボードのノリも今では心地よく響きます。改めていい曲で感心しました。



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# by olskooljam | 2018-05-26 14:51 | olskooljam classics

Miles Davis

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'Round About Midnight (1956)

以前にも記述しましたが、ベテランのリスナーになればなるほど、Jazzはモノラルでというのが定番のようですね。RVGなども推奨されているようですが、この作品もMONO録音盤です。

Milesの56年録音。メンバーはJohn Coltrane (ts) Red Garland (p) Philly Joe Jones (d) Paul Chambers (b)。このAlbumは演奏も最高ですが、モノ録音ならではの音の塊感みたいなものが感じられます。凄腕のプレイヤーが一堂に会した一体感。躍動するベースも、正確なリズムをキープするドラムも、その全てが一体となって耳に飛び込んできます。とはいえ各楽器のセパレーションは当然皆無。2スピーカーで聴けば全ての楽器が中央に集まってきます。

当時はまだまだMONO録音が主流というか、そろそろステレオ録音の技術が世に出てきた頃。逆に言えばモノラル録音が完成し熟し切っていた年代です。1960年前後のステレオ録音のJazzを聴くと、楽器の振り分けがとにかく極端。IEMで聴くことの多い私などは、聴いていて物凄く違和感があります。右chがドラムで左chのほうにだけサックスとかザラにあります。このような録音の場合は、脳内補正をして演奏イメージを真ん中に持ってくる作業が必要となりますので、聴いていて若干疲れてしまいます。

本来ならば(オリジナルの)モノ録音盤については、1SPで聴くのが良いのでしょう。それが本来の意図された聴き方でしょうし、ベストな定位が得られると思いますので、漂う雰囲気はもっと濃厚なはずです。

しかしながら聴いていて、もしこれがステレオ録音でも残されていたのならば、そちらもぜひ聴き比べてみたいという欲求も出てきます。ハードバップ期のJazzについては、楽器の数はといえば多くありませんが、それゆえ各楽器の音色をじっくり堪能できるということもあります。

やはりこういうヴィンテージ録音を聴くには、使用する機材についても、当時のヴィンテージものを使うのが一番なのでしょうね。聴けば聴くほどに深みあるオールド・ジャズの世界です。



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# by olskooljam | 2018-05-25 10:24 | Jazz

Earl Klugh

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Solo Guitar (1989)

昨日、私の職場では地域においてお祭りを開催させていただいたのですが、本日はといえばこれが結構な筋肉痛。日頃の運動不足がはっきりと露呈してしまいました。

若い頃は体力だけは自信があったものですが、今では口だけ番長。全然なっていません。ですのでよーし、これからはまずジムを選ぶところから?はじめようなどと考えています。

Earl Klughの89年作。完全なインスト作で、選曲も 全てスタンダードという作品。ジャケットなんかはトホホという感じですし、若い頃ならばこういう作品にはあまり興味が湧かなかったのですが、疲れやすくなった今の(今日の)私には、このような落ち着いたアルバムがぴったり合います。"So Many Stars"のアルペジオなどは素晴らしいの一言。



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# by olskooljam | 2018-05-20 18:31 | Acoustic