The Tony Williams Lifetime

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Emergency! (1969)

70年代のMilesの存在感とその動きを辿っていくと、MilesはJazzとFunkを繋げていく太い幹そのものだと気付いていきます。

超絶ドラマーTony Williamsがリーダーのこの作品も、その幹から枝分かれしたものではあるのですが、変則3ピースで何かを生み出そうとする、まるでグツグツと煮え立つマグマのように熱い演奏が収録されています。全8曲。

聴いているとどうしてもTonyの(凄まじい)ドラミングに耳を傾けてしまうがちですが、ギターのJohn Mclaughlinも相当変なトーンで応戦しています。Jazz基調でありながらも時折ディストーションの効いたフレーズを織り交ぜ、緩急自在に弾きまくり!

Jazz Rock、Jazz Funk呼び名は何でも良いですが、こういう実験的でありながらも聴き応えのある重量級作品を、現代シーンの中においても聴きたいものです。

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# by olskooljam | 2017-01-22 17:28 | Jazz Rock

Doug Carn

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Infant Eyes (1971)

BLACK JAZZ RECORDS BJ-3。全7曲収録。もうこのレーベルは凄いですね。ハズレが全然ありません。

ソウルファン的にはJean Carnの歌唱に心奪われるような一作でもあるのですが、何よりAlbum全体に漂うこのスピリチュアルな雰囲気。タイトル曲や"Moon Child"のクールな感触がもう堪りません。

私が黒人音楽に興味を持ち始めたのは1970年代後半からなのですが、70年代の初めにはまだこのような気骨ある音楽家がたくさん存在していたのですね。

前向きに音楽を聴きたいところですが、過去の遺産が凄すぎて振り返りが大変です。嬉しい悲鳴。

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# by olskooljam | 2017-01-21 16:04 | Jazz Funk

José James & Jef Neve

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For All We Know (2010)

後追いのJosé James。これはピアニストのJef Neveと共演した作品ですが、収録曲は有名スタンダードばかりの全9曲。私の気に入ったNo Beginning No Endとは趣が違い過ぎる一枚ですが、これも実にいいじゃないですか。

冒頭の"Autumn In New York"から二人の唄世界に引きずり込まれます。ピアノも唄伴というにはやや独創的なアレンジですが、録音も良く深みに落ちてしまいます。タイトル曲の"For All We Know"については、ソウルファンの立場とすればDonny Hathawayと比較しなくてなりませんが、Joséの声域(低音の魅力)とクールな表現もまた別の魅力に満ち溢れています。

昨夜は今年の初雪でしたが、今日もまた冷え込んでいますね。こういう時は家でジックリ映画や音楽鑑賞に浸りたいものです。

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# by olskooljam | 2017-01-14 13:58 | Jazz Vocal

Jimmy Smith

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Root Down (1972)

新年あけましておめでとうございます。年も明け、しかし趣味嗜好が急に変わるわけでもなく、相変わらず音楽と映画に囲まれた生活を過ごしていますが、どちらかというと派手なモノを避けるようになり、音楽では古いSoul、JazzそしてJazz Funkを聴くことが多くなってきました。

新年聴きまくっているのが、なぜかDonny Hathawayの例のLive盤とこのお皿。Jimmy SmithはオルガンJazzのコンピ等では必ず何曲か収録されており、またAlbumも大量にリリースされているので今更という感じですが、このライブ盤は選曲ヨシ、演奏ヨシ、雰囲気ヨシ、そしてシャケットまでヨシと何重にも褒めることが出来る一枚です。

録音はLAで1972年。バックにはあのWilton Felderが(Saxではなく)Bassにて参加。そしてソウルジャズの名手Paul Humphreyがドラムスに陣取るという最高のシフト。これではもう堪りません。

全曲大好きですが、疾走感溢れる"Sagg Shootin' His Arrow”、リズム隊がグイグイ攻め上がるアッパー・チューンSlow Down Sagg"などは極上の瞬間が持続。Hiクラシック"Let's Stay Together"も温かいアレンジが心地良く、観客の歓声までもがソウルフル。痺れます!

本年もどうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>


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# by olskooljam | 2017-01-03 15:29 | Jazz Funk

Jose James

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No Beginning No End (2013)

いよいよ本年も終わりですね。振り返りますと今年は例年以上にBlog更新が滞りまして、ROMいただけている皆様にはただただ申し訳ない限りです。けしてさぼっている訳ではなく、とにかく多忙な状況が続いているというのが事実です。

また年齢的な衰えを考慮して、特にこの数か月はとにかく音楽だけは異常に聴きまくっている状態ではあります。今のうちに聴いておかないと!というですね。ん?時間あるのか...

言い訳はこの程度で。さてこのJose James。もちろん存在は知っておりましたが、所謂Dのフォロワーなんだろうなというイメージでした。しかし友人から激しく勧められ、それだけ言うならしっかり聴き込んでみようと思い立ち、今月に入ってドップリ体験してみました。

年末ちょうどPCオーディオを強化していた最中でもあり、先月使い慣れたitunesに替えてJRMCを導入したところなのですが、CAS-1を核としたハイレゾ環境にてこのAlbumを聴いてみました。

なるほど、Dの影響はもちろん大きいのですが、それだけで終わるようなシンガーではないのですね。Bill Withersを彷彿とさせる内省的な唄声はまるでモノクロの世界。深く沈み込みます。また本人の趣味嗜好を端的に表すかのように、バックを固めるのは現代JAZZシーンを支えるミュージシャン達がズラリ勢揃い。私の好きなLalah Hathawayの世界ともぴったりリンクしてきます。スローなタイトル曲や"Make It Right"など抜群の求心力。Jazzyなのはみせかけだけではない本物の一端が垣間見れます。

他のAlbumも評判良いようですし、これだけの実力者ならば、これから最高傑作が生まれてきても不思議ではありません。聴くそして待つ楽しみが一つ増えました。I君サンクス!

本年はこれにて更新終了とさせていただきます。皆様も良いお年を!


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# by olskooljam | 2016-12-31 11:58 | Soul