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Hank Mobley

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Dippin' (1966)

JazzにおけるSaxという管楽器は、私はSoulでいう唄い手そのものだと捉えています。その意味においてHank Mobleyは、良質なソウルマンなのだという認識です。

このDippin'はよく、「Soul Station」や「Roll Call」と言った名作群と比較されるようですが、私みたいな聴き手には一番聴きやすく馴染めるセッション。

まずペットのLee Morganとの相性、コントラストが抜群。ドラムは轟音を響かせる御大Art Blakeyではなく、Billy Higgins。Billyの手数は多いが出しゃばらず、軽快な音色でバンドをグルーヴさせていく様が大変に気持ち良い。

唯一収められたバラッド"I See Your Face Before Me"。唄好きがホッと出来るような、リラックスしたセッション。こういうのも効きますね。古き良き時代のBlue Note名盤選。

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by olskooljam | 2017-10-22 18:12 | Jazz

The Age of Adaline

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邦題「アデライン、100年目の恋」。2015年作品。

VODにて鑑賞(60-inch 1080p HDTV+5.1ch環境)。

評価も高く気になっていましたが、なぜか何かきっかけがないと鑑賞する気持ちにならなかった作品。時間ができ、ようやくじっくりと観ることが出来ました。

Blake Lively
全然意識したことなどない女優さんですが、いい雰囲気持っていますね。遠くを見つめる時の瞳が美しく、場面場面にて澄んだ瞳を追って観てしまいました。細身のスタイルもこの役柄に合っています。

Harrison Ford
大御所が出演していますが、さすがに上手い。今やとにかく上手いの一言ですね。監督が観客に伝えたい微妙なニュアンスや感覚を、全身を震わせるような演技で表現できるのは、個性的というか、若い役者も見習うべき所作の一つではないでしょうか。

美しい撮影場所等が醸し出す映像と音声についての品位も高く、役者の演技だけでなく、見所の多い一本。テーマ的にも考えさせられる部分が多く、良い鑑賞時間が過ごせたかと思います。

Directed by Lee Toland Krieger.


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by olskooljam | 2017-10-22 11:30 | Movie

Lalah Hathaway

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I Can't Wait (2017)

Lalah待望の新作「Honestly」より、アッパーなNewシングル。

前作は長年温めてきた企画であるLive盤であり、内容もオーセンティックで大変に安心感がありましたが、今度はまた180度別方向。何だかめちゃくちゃに振り切ってきました。

この曲自体は、あのニュー・シューズがモチーフなのでしょうが、ピコピコなジャケ同様、ブツ切りで80'sライクなR&Bトラックがかなりジャンキーな感覚。中毒性満点。しばらくは病みつきになりそうです。

やっぱり私はどこまで行っても、ソウルフィ-ルドの住人であるようです。Lalah最高★




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by olskooljam | 2017-10-09 22:18 | R&B

Calvin Richardson

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All or Nothing (2017)

またシャナチーかよ!思わずツッコミを入れたくなりますが、新作只事じゃない仕上がりだったのですね。

Producerが何とサザン神Willie Clayton!この両者がまさか、まさか組み合うとは凄い時代になったものです。前作ではあのEric Benetと組んでいましたから、それはそれで好きな世界でしたが、今回はもう役者が違います。

willieは一度その持ち味が好きになると、もう病みつきになるタイプのシンガーですが、独特の世界観があります。ローカルなのに振り切れており、迷いがないといいますか。この世界で生きていくという強い意志と、力強く自信に満ち溢れた唄声。

Calvinは本来のルーツがBobby Womack派。ですから、Willieカラーのサザンソウルについて合わない理由がありません。節回しにはBobbyを感じさせる語りもあれば、Willie調の早口な部分もあり、もう楽しい楽しい。

果たして最高のコラボ結果となったこの盤。ジャケはShanachie独特の何とも言えないダサさですが、まあこの中身ならばね。"Treat Her Right"はCalvinミーツBobbyミーツWillieといった趣。"The Only One"や"Can't Let Go"、"Make Up Love"なども、それ以上に文句のないグレイト・ソウル!



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by olskooljam | 2017-10-08 17:47 | Indie Soul