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Robert Glasper

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Canvas (2005)

梅雨真っ盛りの季節。こうジメジメとした天候では、疲れた身体に更に疲労感がたまります。こんな時は熱いシャワーを浴びてからの、冷たいビ-ル。最高の組み合わせですが、結局飲み過ぎて、また疲れてしまう身体になりがちです。ああ、梅雨明け宣言が待ち遠しい。

さて本題。Robert Glasperをここで取り上げるのも何度目かですが、この作品も見逃せません。録音は2005年3月で、名門Blue Noteからのリリース。ドラムはCoveredでも叩いていたDamion Reid。結構手数は多いドラマーのように思うのですが、なぜかけしてクドくは感じません。ベースのVicente Archerはといえば、やや控え目な音量とミックス。ですがセンスはシブく抜群。このリズム隊の組み合わせは、主役の繰り出すスムーズなフレージングとよく合いますね。

目立つ楽曲は、3名が多角的なフレーズでJAMるナンバー"Jelly's Da Beener"、柔らかなスロー・チューン"Portrait Of An Angel"あたりでしょうか。

録音状態も良く、全体に爽やかな音色。この季節を乗り越える必須アイテム。



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by olskooljam | 2017-06-30 18:41 | Jazz

Miles Davis

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My Funny Valentine (1964)

最近は、ずっとポータブル・オーディオの世界にハマっているのですが、音のチェックをするとなると、Jazzなどはピッタリです。特に"Kind Of Blue"やこの作品などは、演奏の質自体も極上。鑑賞、TEST再生のどちらにおいても、文句なしリファレンス盤と言って良いかと思います。

録音は1964年NY。電化するほとんど直前。メンバーは"Four & More"と同様。冷たくピリピリとした緊張感が漂う中、Milesがミュート・ペットを静かに吹きはじめます。全曲最高ですが、"Stella By Starlight"でのクール過ぎる演奏には、観客が逆に熱狂。ペットの音色にコールなしでレスポンスしています。

2017年。今、この時代の中でも色褪せないもの。風化しないもの、していかないもの。そのようなことを考えさせられる、ジャンルを極めた一枚。

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by olskooljam | 2017-06-20 17:06 | Jazz

John Coltrane

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Coltrane's Sound (1964)

もう一人の巨人John Coltraneの傑作。全7曲収録。録音自体は1960年ということですが、いい楽曲といい演奏揃い。大好きな一枚です。

ドラムは名手Elvin Jones。レギュラー・カルテットを結成したこの時点においては、まだお互いの手の内を知り尽くしたというところまではいかなかったように思うのですが、息はピッタリ。定番の"The Night Has A Thousand Eyes"や、"Central Park West"のような落ち着いたスロウ・チューンもさすがの仕上がり。両者ともに満足度の高い演奏であったことでしょう。

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by olskooljam | 2017-06-17 17:57 | Jazz

Sonny Rollins

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Way Out West (1957)

サックスの巨人によるピアノレスの超名作。ジャケのインパクトも凄いですが、これ録音の良さにも驚かされますね。1957年(昭和32年!)にこのような録音が残され、また高品質なマスターテープが今も存在しているということは、本当に凄いことだと思います。

全曲名演ですが、バラッド"Solitude"はいつ聴いても味わい深い。ほのぼのした表題曲やスウィングの"Come Gone"辺りも最高。しかし非常に不思議なのは、後に追加された別テイクの仕上がり。録音状態がオリジナル・テイクより一段上のレベルにあり、何でこちらが採用されなかったのだろう?と思うほど、素晴らしいのです。

本作は当時多忙だったゆえのRollinsが、LAのツアー最中にわずか1日で作りあげたとのこと。それが今日に至るまで、多くのJazzファンに支持され続け、今もこうして聴き続けられているという事実。音楽のマジックです。

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by olskooljam | 2017-06-17 12:04 | Jazz

olskooljam classics vol. 296

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Tony Momrelle - Freetime (1999)

もう一曲。中庸ミッドR&Bダンサーのお気に入りを。定番Albumの表題曲。最近手に入れた超小型DAPで聴くこの曲は、中高域が非常に滑らかであり、かつR&Bトラックのキモとなる低域についても、安定度は抜群。Tonyのエモーショナルな唄の魅力が、更に引き立つ仕上がりです。

しかしTony Momrelleはいつ聴いても本当に素晴らしい。ダイナミックで抑揚もあり、感情が聴き手にダイレクトに伝わってくる。R&Bクルーナーもいいですが、ソウル・シンガーたるもの、やはりこうでなくてはいけないと、改めて感心そしてまた感心。



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by olskooljam | 2017-06-10 13:34 | olskooljam classics

olskooljam classics vol. 295

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Portrait - You (1992)

バリバリのNJS作品の中において、いぶし銀の如く光る一曲。こういう何でもないような(地味な)ミッドR&Bダンサーは、その通りAlbumの中ではどうしても見過ごされがち。しかし今でも聴けるのは意外とこういう楽曲なんですよね。

キーボードの印象的なフレーズとPhillip Johnsonの軽やかな唄い方の魅力。共に文句ナシ。プロデューサーのMichael Angelo Saulsberryの音選びセンスに、ただただ感心。


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by olskooljam | 2017-06-10 13:15 | olskooljam classics