カテゴリ:Alternative( 3 )

Tom Waits


d0056703_17255491.jpg
Closing Time (1973)

酔いどれ詩人の1st。私世代では1985年の強烈な"Rain Dogs"が印象的ですが、改めて初期作を聴いていきます。

1973年といえばロックの黄金期。その時期に既にこういうAlbumを作っていたという、その事実に改めて驚愕。何しろ知っての通りTom Waitsの音楽といえば、まずカテゴライズ自体が難しい。ロック、カントリーでもなく、ブルーズでもなく、フォークともちょっと違うし、勿論ジャズでもない。でもどれも少しずつエッセンスがあり、しかも独特の視点からみた歌詞がそこにある。冒頭の"Ol' 55"は、いつもホロリとさせられる名曲。

路上の詩人。Tom Waitsの個性的な音楽については、おそらく育った環境の影響が大きいのでしょうが、唯一無二の存在であることは、多くの著名ミュージシャンや、映画関係者が認めるところ。それはけして昔話などではなく、今でも。70近くになった現在でも現役であるその事実は重い。

時代背景が違う為、もうこのような個性的なシンガーは、なかなか見なくなりました。そういえば、2ndも凄く良い、いや更に良い作品ですので、また改めて聴いてみます。次回のエントリーはTomの2ndかな。



[PR]
by olskooljam | 2017-03-30 17:52 | Alternative

Me'shell Ndegeocello

d0056703_14354015.jpg
The World Has Made Me the Man of My Dreams (2007)

せっかくの休日ですのに天候はイマイチですね。
そんなどんよりの空模様にぴったりフィットするこの名盤を。

Me'shellの7枚目のスタジオ盤。全12曲収録。
脇を固めるはBrandon RossにRobert Glasper。そして何とPat Methenyまで!

内容は静と動。強弱の付け方、コントラストがとにかく凄まじい。
どちらかと言えば若干Reggae寄りのスタンス作品ですが、もはやジャンル分けなど不可能。
"Evolution"はDの最新作にも通じる極めて濃厚なブラックネス。

Milesが健在なら絶対に嫉妬、いや共演を果たしたはず。


[PR]
by olskooljam | 2016-02-13 14:52 | Alternative

Me'Shell Ndegéocello

d0056703_2211100.jpg
Devil's Halo (2009)

新作もリリースされましたが、実はまだ購入しておりませんのでこちらを?
文字通り圧倒的にダークな作品集ですが、一曲一曲のテーマ、クオリティ、作り込みの深さが毎回イヤになるほど強力。
聴き手の心に相当余裕がないと、こういう作品は受け止めきれません。

"Love You Down"は勿論あの名曲ですが、Me'Shellが表現すると、これがまるで別曲。
凄まじく深い!
UKロック的陰影を感じさせる"Bright Shiny Morning"の疾走感もいい。

誰もが望むファンカーなMe'Shellにはここでも出会えません。
でも梅雨の休日、棚から一つかみする際、このAlbumが出てきたら、それはもう素敵なことでしょう。
[PR]
by olskooljam | 2012-06-03 02:12 | Alternative