カテゴリ:Audio( 6 )

Sendiy M2

d0056703_16542722.jpg
d0056703_16541752.jpg
Soulも勿論そうですが、JazzやClassicを聴くとなると気になってくるのはやはりその音質。ある程度拘りたくなります。

最近はCDを直接聴くことが少なくなり、書斎では専らPCオーディオ(JRMC → Sony CAS-1)を活用し、CDをファイル(ALACまたはFLAC)化して聴いています。特にCAS-1は深夜遅くにヴォリュームをかなり絞った状態でも、高低音バランスの良い音質で聴くことが可能な為、どの時間帯においても満足度については相当高めです。

しかしながら、本当に音が出せない状況、時間帯だけれども音楽を聴きたい、あるいは外出先で音楽を聴きたい時はやはりiPhoneかDAP、ポタアンに頼ります。そこでイヤホンの出番な訳ですが、ポータブル・オーディオといいますか、特にイヤホンについてはここ最近市場が膨張。有名メーカーから新興メーカーまでもう群雄割拠状態。無線方式やら、イヤホンやらカスタムIEMやら、またモノの数やドライバー方式等も有り過ぎて、私なんかはもう何が何だか分からなくなるほどめちゃくちゃに凄いことになっています。

そこでこのイヤホン。Sendiy M2。割と最近入手したものですが、方式については昔ながらのDD一発式で、ハウジングは木製(黒檀)。見た目からして普通のなんてことはないイヤホンですが、シブい仕上がりです。

このM2で聴く私の好きなSoulやJazz。これがちょっとなかなかイイ。もうこんな小さなイヤホンから出ているとはとても思えないような、素晴らしく広大な音場が目の前(耳の前?)に広がってゆきます。高音も低音もダイナミック・ドライバーの普通の鳴り方のはずですが、結果として聴こえてくる音については何かが決定的に違います。木製ハウジングでよく感じる例のあの篭り感も皆無です。凄いのはどの音源を聴いても合わないなあとはならないところ。不得手なジャンルがあまり見えてきません。総じてこのイヤホンの持つ「響きの調音」が決定的に違うのでしょうか。まるで良質な真空管アンプを聴いているかのようです。

d0056703_17561840.gif
例えばソウルでいえば、Marvin Gayeの"Please Stay (Once You Go Away)"における名手Paul Humphleyのドラミング。M2で聴くと、スローな曲調の中に見え隠れする、Paulの凄まじいまでのタイム感が更によく伝わってきます。柔らかなタッチと哀切メロディーの余韻が最後まで耳の中に残ります。
d0056703_16195277.jpg

ジャズでいえばWes Montgomery Trioの"'Round Midnight"におけるアンビエントな空気感。まるで何十年前の録音現場に自分が同席しているかの如く、広々とした空間の中にWesのメロウな音色が聴こえてきます。


※ ※ ※


イヤホンはベントの大きさやハウジング、ケーブルの材質、またドライバー方式や、はたまたプラグ選びに至るまで音質に影響するパーツが大変多く採用されています。最終的な製品化についてはそのメーカーのセンスや矜持が試されるものかと思いますが、それにしてはこのM2は突然変異といいますか、あまりに独創的で個性的な品です。イヤホンは結構な種類を聴き、またこれより高額なモノもそれなりに所有していたりしますが、M2については今のところ代用不可能な逸品となっています。

ちょっとポータブル・オーディオ中毒になりかけている状態ですが、こんな凄いイヤホンに出会えるのならば、それもまたヨシとします。

[PR]
by olskooljam | 2017-03-07 17:11 | Audio

MQA

d0056703_22233024.jpg
ここ最近は何年かぶりにポータブル・オーディオの世界にハマってしまい、特にイヤホンの進化といいますか市場の大きさそのものに驚いている状況です。

今度一度取り上げてみようかと思っていますが、中には10万以上もする音も価格も全く化け物みたいなイヤホンもあり、一体どこまでいくのかその行く末を(参加しながら)興味深く見守っている最中でもあります。

ところで聴く音楽そのものに関しては、私はいつものようにソウル中心ではあるのですが、音源についてはCDをALACやFLACに変換してPCやDAP+ポタアンにて聴いています。ALACやFLACは優秀な圧縮変換方式ですが、ファイルのサイズについていえば元ファイルからそれほど小さくなる訳ではありません。概ね7割程度になるだけです。

CDは登場した瞬間から聴いていたりしますが、CDのFLACやALAC化がいくら優秀なフォーマットとはいえ、それだけではこの時代においてさえ更に実質CD以下の音質で聴くことになります。じゃあ話題のHi-Res音源を買えば良いのですが、私の聴くような音楽といえば、そもそもがCDすらなかなか無いようなものが多いという。またハイレゾはファイルが異常に大きく、特にDSD256などはアルバム一枚で1GB以上にもなってしまいます。私のDAPは128GBとまずまず大容量なのですが、DSD音源ばかりになればもう全然入りません。これは意外と大きな問題です。

そこでこの「MQA」。

https://www.hires-music.jp/mqa/

MQAは膨大な情報量を持つ、スタジオクオリティの音声ファイルを、CD並のコンパクトなサイズにロスレスで圧縮する『オーディオ折り紙』と呼ばれる独自技術を採用。現信号をカットしたり、あるいはダメージを与えることがなく、効率が良い符号化技術です。従って同じ容量のハードディスクなどに、より多くの楽曲をコレクションすることが可能になります。また、従来のデジタルフィルターの作用による、音質劣化も抑えることができます。

さらに、ファイルサイズが小さくなることで、楽曲のダウンロード時間もオリジナルのフォーマットに比較して大幅に短縮されます。MQAはスマホや携帯プレーヤーでもハイレゾを気軽にストリーミング楽しむことも可能とするなど、新しい音楽スタイルの可能性を広げます。

詳しくは上記のリンクを見ていただきたいのですが、音の折り紙という、今までの圧縮方式の更に上を行く物凄い強力で効率の良い考え方です。読んでいて唸ってしまいました。

私のオーディオ環境ではMQAはまだ完全未対応で聴くことが出来ません。しかしながら、次期IOSというか、APPLEやSONY、A&K等が準標準フォーマットという括りにてこのMQAに対応する等の動きがあれば、市場は一気に加速するのではないかと想像しています。それくらい期待のできる高圧縮且つ高音質な新フォーマットかと思います。

圧縮音源の未来図は本命のFLAC、DSDではなくMQAがその鍵を握っているのかもしれません。


[PR]
by olskooljam | 2017-02-06 22:56 | Audio

Recable for PC Audio

d0056703_1735964.jpg
先日エントリーしたCAS-1

これ本当によく出来ており、現在、書斎ではなくてはならないモノの一つとなっています。しかしよくよく聴き込みますと、オリジナルのパーツやその音質に対し、少しだけ手を加えたくなるというもの。

そこでリケーブル。いつもは定番のCanareから行くところですが、今回はコレ。

d0056703_20502251.jpg
Zonotone 6NSP-Granster 2200α

マニアに評判のゾノトーン社「2200番」待望の新作。CAS-1のプラグ穴といえばやや径が狭く、太い2200がギリギリ入る感じでしたが何とか繋げました(バナナプラグは接点の面で抵抗がありますので使っていません)。

結果。オリジでは(若干ですが)腰高な印象でしたが、交換後については全域において音の厚みが増し、力が漲っているかのよう。パワー全開!納得の品質に満足。なかなか素晴らしい。

以下は引用です。

画期的なハイブリッドでクラスを超えたポテンシャル。ゾノトーンのお家芸ならではの成果です。

ゾノトーンが徹底的に素材にこだわるのは、ピュア&エネルギー&迫真のプレゼンスこそがケーブルの要諦であると考えるからです。それを可能にしているのは、素材にくわえて独自のハイブリッド技術があること。「6NSP-Granster 2200α」も例外ではありません。

超高純度6NCuを 中心に、革新線材のHiFC、PCUHDを 含めた4種素材を絶妙な黄金比でハイブリッドした新導体を採用しています。エントリークラスであっても、最高の技術の投入を惜しんでいません。また、丹念な2芯シールド構造も、ぬかりない技術力の1つです。



※ ※ ※


という訳で?このケーブルで聴く、最近のお気に入りを少しだけご紹介。

d0056703_18518.jpg
Lalah Hathaway - "Mirror" (2015)

大好きなLalahの最新作からこのしっとりスロー。DSEE-HXで176.4kHz/24bitまでアップサンプリングされた彼女の唄声。いつもよりも味、そして深みを感じ取れます。

d0056703_1814176.jpg
Maxwell -"Everwanting: To Want You to Want" (1998)

孤高の天才の2ndからオープニング・チューン。中央に位置するファルセット。印象的なコンガがMaxwellを取り囲むように鳴り響きます。

d0056703_18243927.jpg
Me'Shell Ndegeocello - "Come Smoke My Herb" (2003)

姉さん5枚目からドープ過ぎるこの曲。ノートPCの画面中央よりちょい上に、ホログラム的な小宇宙が浮かんできます。

d0056703_18384324.jpg
Hans Zimmer - "Cornfield Chase" (2014)

宇宙繋がり?
ご存知Interstellar OSTより、Hans Zimmer先生の印象的過ぎる一曲。めちゃめちゃスペーシーで、どこか遠くまで飛ばされます。

d0056703_18492932.jpg
Bill Evans - "Haunted Heart" (1961)

名盤中の名盤から美しいこのバラードを。Evansのピアノは中央やや右寄り。Scott LaFaroのベースはといえば、まるでその横で弾いているかの如く、中央やや左寄りに位置します。秋の夜長にピッタリ。

d0056703_1914823.jpg
Curtis Hairston - "I Want Your Lovin' (Just A Little Bit)" (1985)

定番NY産ダンクラ。リマスターされたこのお皿では、ドラムの抜けの良さが一層引き立ちます。リズムギターも切れ味最高。素晴らしい品質。

d0056703_2161237.jpg
Blackstreet - "Make U Wet" (1994)

Teddy Rileyの傑作ハイパー・ファンク。高めの音圧でグイグイ攻めてきます。

d0056703_21105393.jpg
Michael Jackson -"Billie Jean" (1982)

最初のスネアの強烈なアタック!これがどこまでリアリティーを持って再現されるか。その一点のみを楽しんでいます。

d0056703_11482095.jpg
R. Kelly - "Number One Hit" (2010)

2010年の大傑作Albumより、ミッド・スロウ・ダンサー。この曲は低域の厚みと鳴りが素晴らしい。幾層にも分かれていますので、システムの再現性チェックにピッタリです。

d0056703_1159361.jpg
Mikki Bleu - "The Grown Man Song" (2008)

大好きなMikkiのメランコリック・ナンバー。ただただ名曲過ぎちゃう訳ですが、これはハイレゾ化しても全く印象は変わらず。ただただ良い曲、良い唄でした。

インディーR&Bについては、機器の相性があるのかもですね。

いかがでしたか。それではまた!
[PR]
by olskooljam | 2016-11-05 19:03 | Audio

Sony CAS-1

d0056703_19301813.jpg

たまにはこんな話題でも。音楽の聴き方といいますか「接し方」。ここ数年ですっかり様変わりしましたよね。私もCDについてはもうイヤになるほど所有していますが、子どもの成長と共に聴く「時間」と「場所」が減少。今やリビングではなく、書斎のほうで過ごす時間に癒しを求めている状態です。

PCオーディオはそれほど詳しくはないのですが、書斎ではCDをリップしてPCソフト(itunes等)で聴きます。このスタイルにおいては、やはりDACと最終出口であるスピーカーが重要かと。

そこでこれです。昨年からずっと気になっていましたが、今や後継機が登場しない、いわゆるES級の孤高の存在?。このスピーカーから漂う音の色気みたいなもの。これが凄い。デスクトップのPCのド真ん中に、ヴォーカルがピタリと定位。その横と後ろにベイスとドラム。そしてコーラスが宙を舞う。

アンプは24W×2ですから、それほど大きな音までは出ません。しかし深夜にヴォリュームを絞っても、音のバランスはまるで崩れません。解像度については逆に向上しているかの如く。不思議です(@@)。例えるならばライブハウスのリハーサルを、ステージの一番前でかぶりつきで一人観ているような感じ。

DAPの世界も深いですが、PC Audioの世界も凄いことになっています。
[PR]
by olskooljam | 2016-10-15 19:17 | Audio

PS4 to PSVR.

d0056703_150798.png
今更ですが、PS4。

我が家では子ども用オモチャとして(の立ち位置で)導入してあるブツですが、これ実は仕様的な音声フォーマットも凄い充実しています。
最新のゲームは5.1ch仕様が多いのですが、キャラクターの動きに合わせてリアルタイムで動くサラウンドがとてつもなく魅力的です。

d0056703_1585036.jpg

例えば最新の「Just Cause3」。

信じられないほど作り込まれたオープンワールド。
音声はDTS5.1ch仕様。
そこで繰り広げられる主人公Ricoの動き、街の喧騒音などは完全に映画のソレ。
激しい爆発音等で活躍するSWの明瞭なる響きは、よく出来たBDでもなかなか出すことのできないレベルにあります。

先日下の子が一言

「お父さん、PS4でゲームをやるとどんな凄い映画を観ていても、ああ動かせないんだと思ってしまう」

この言葉に思わず、はっ!としてしまいました。
うーん。

しかも今年はPSVR元年。



見たところHMD部が重そうですのでどうなるか分かりませんが、
これはちょっと革命的な部分が潜んでいそうです。

時代はどんどん変わっていくのですね。
ついていけるかな?
[PR]
by olskooljam | 2016-03-19 15:44 | Audio

Sony XBA-1SL

d0056703_23444538.jpg
自社製の新開発バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット搭載ということで、このシリーズずっと気になっていたのですが、バランス重視フルレンジ一発式のXBA-1SLを現在エージング中です。

Web上でも評価は上々みたいですが、なるほど、良くも悪くもフルレンジ型といった感じです。
高音~中音域は実に繊細な表現で、まさにSONYらしさ全開。
低音は、イヤーピースをしっかり奥まで装着しないと判りにくいのですが、確実に表現されており、こちらも繊細という表現がピッタリ。
全体に分解能が強調され且つスピーディー。
全ての音域が薄い皮一枚で繋がっているかのよう。

上位機種もありますが、XBA-1SLはヴォーカル好きには特にたまらない仕上がり、といった感じです。
流石!
[PR]
by olskooljam | 2012-02-20 00:10 | Audio