邦題「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。1984年作品。
あらすじ
1920年代初頭のニューヨーク。貧困街にいたユダヤ系移民の少年ヌードルズは、同年代の友人を得て禁酒法を利用した荒稼ぎを続ける。そしてギャングに成長した彼は裏社会でとある人物を裏切り、町を追われる。それから30年後。彼は一通のある手紙を受け取ることになる...
たとえ若さというフィルターを抜きにしても、迷うことなく生涯のベスト10に入る一作。禁酒法時代のNYを舞台に語られるギャングの物語ですが、実に4時間近く(!)に渡る上映時間がまったく苦になりません。
Sergio Leone監督が描く主人公の過去と現在がすれ違う見事なまでの構図とその対比。また神様Ennio Morriconeが手掛けたそのスコアは、この物語を他作品とは別次元の位置にまで押し上げるに充分過ぎる、途方もないほどの美しさ。
何度観てもウットリ、サントラ聴き直し更にウットリ。1984年、ああ、俺も若かったよなあ(遠い目)。。映画ってやっぱり素晴らしい!
Directed by Sergio Leone.