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Miles Davis

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Bag's Groove (1957)

ふと気付けば、最近ポータブル・オーディオばかりで(やや分析的に)音楽を聴いているので、今日はお気に入りのCAS-1で、ゆったりMilesのこの録音を聴いています。

俗にいう喧嘩セッション(※)ですか。1957年(録音は1954年)の音源ですから、音質についてはとてもHIFIとは言えませんが、緊張感あふれる録音現場だったのがジワジワと伝わってきます。当然メンバー全員が凄腕な訳なので、やりやすい曲、場面もあったのでしょうが、どの曲もMilesのトランペットが入ってくると、とたんに緊張感が増して聴こえてきます(※のちにMiles自身がメンバー間の軋轢を一応否定しています)。

タイトル曲は緊張感の極み。各ソロパートにおいてもPercy Heathの低く、そしてよく響くベースが支え、重厚感タップリです。その中では、"But Not For Me"辺りは比較的穏やかな演奏で、一番リラックスして聴くことができます。しかし良い演奏揃いです。

イヤホンでじっくりと聴くJazzもいいですが、開放感溢れるブックシェルフ型SPで聴くのもまた格別。



by olskooljam | 2018-01-20 16:50 | Jazz
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